計算条件タブ

[計算条件]タブでは, 積分, フーリエ解析及び応答スペクトルの計算で用いるパラメータの設定を行います。

積分

積分方法は以下から選択できます。

  • FFT (振動数領域): 高速フーリエ変換(FFT)を用いて振動数領域で積分します。
  • 地震計シミュレーション: 地震計をシミュレートして積分します。
  • 台形則: 台形則を用い, 速度の線形基線補正を併用して積分します。

[FFT]を選択した場合, [低域振動数]を設定する必要があります。[地震計シミュレーション]を選択した場合, 速度計と変位計の固有振動数と減衰定数を設定する必要があります。

フーリエ解析

フーリエ解析の[解析区間]は以下から選択します。

  • 全記録時間: 強震記録の全時間を解析します。
  • 指定した時間: [開始]と[時間長]で指定した時間を解析します。
  • 波形表示に同期: 波形の描画時間と同じ時間を解析します。

[Parzen窓幅]は常に指定する必要があります。

応答スペクトル

応答スペクトルに関しては, 以下のパラメータを設定します。

  • 減衰定数: Sa, Sv, Sd及びpSvの減衰定数を[応答]テキストボックスに, Veの減衰を[Ve]テキストボックスに設定します。
  • 周期点数: 応答を計算する周期の点数を設定します。
  • 周期範囲: 応答を計算する周期の範囲を[最小]と[最大]周期で設定します。
  • 周期を等比分割する: チェックすると周期は等比分割されます。チェックされていないと等差分割です。