強震データのグラフに加えて, 追加のデータを描画することができます。例えば, 設計用スペクトルを観測された地震動のスペクトルの上に重ねて比較することができます。追加データは[設定]->[追加データタブ]から読み込めます。
追加データはファイルから読み込みます。ファイルはカンマ区切りファイル(*.csv)かタブ区切りファイル(*.tsv)でなければなりません。追加データファイルの例を以下に示します。サンプルデータの中のkokuji_psv.csv です。
pSv 2,154 Period(s),Mare,Gokumare 0.1026,2.050306552,10.25153276 0.1057,2.143545565,10.71772783 0.109,2.24481681,11.22408405 0.1123,2.348167892,11.74083946 0.1157,2.456826155,12.28413078 0.1192,2.570986404,12.85493202 0.1228,2.690849175,13.45424587 0.1266,2.820056251,14.10028125 0.1304,2.952021163,14.76010582 0.1344,3.093910978,15.46955489 0.1385,3.24251936,16.2125968 0.1427,3.398081221,16.9904061 0.147,3.560837204,17.80418602 0.1515,3.734944754,18.67472377 (snipped)
最初の行の最初の単語はデータ種類を表すキーワードです。指定可能なキーワードと対応するデータ種類は以下に示します。2行目はデータ列数とデータ個数です。3行目はデータラベルです。データは4行目から始まります。データ行の行数はデータ個数と一致していなければなりません。
データ行の最初の数値は振動数または周期です。この数値はデータ列数に含まれません。2番目以降の数値がデータで, データ列数分同じ行に並びます。このファイル形式はViewWaveのエクスポートファイルと共通です。
ViewWaveは以下の追加データを扱えます。太字の部分がキーワードです。
- FspAmp: フーリエスペクトル[振幅]上に描画されます。
- Power: パワースペクトル上に描画されます。
- Sa: 加速度応答スペクトル上に描画されます。
- Sv: 速度応答スペクトル上に描画されます。
- Sd: 変位応答スペクトル上に描画されます。
- pSv: 擬似速度応答スペクトル上に描画されます。
- Ve: エネルギースペクトル上に描画されます。
- FspRatioAmp: フーリエスペクトル比[振幅]上に描画されます。
- FspRatioPhase: フーリエスペクトル比[位相]上に描画されます。
- FspRatioReal: フーリエスペクトル比[実数]上に描画されます。
- FspRatioImag: フーリエスペクトル比[虚数]上に描画されます。
- Cross: クロススペクトル上に描画されます。
- Coherence: コヒーレンス上に描画されます。
- RespRatio: 応答スペクトル比上に描画されます。