センサー配置
Submitted by kashima on Wed, 2009-04-01 19:00
センサー配置は観測の目的によって決まります。地盤を対象とした典型的なセンサー配置を下図に示します。地盤上の地震動を観測する場合、強震計は地盤上に強固な基礎を作ってそのうえに設置するか、あるいは地中用センサーを浅く埋めます。表層地盤の増幅効果を検討するためには、地表に加え、地中にセンサーを埋設する必要があります。最深のセンサーは通常強固な地層(工学的基盤など)中に埋設されます。

下図は建物の強震観測の場合のセンサー配置例です。建物の地震応答を調査するためには、少なくとも建物の基礎と頂部の2台のセンサーが必要です。建物の規模や形状によっては、更に建物内にセンサーを追加する必要が生じます。高層建物では中間階のセンサーが高次モードの把握に役立ちます。幅の広い建物では、同じフロアに複数のセンサーを置いて、捩れなどの立体的な挙動の把握が必要となるでしょう。
地盤と建物の動的相互作用は、建物の耐震性能を評価する上で重要なトピックです。このためには建物内と地盤内の両方にセンサーを配置する必要があります。



